Mac Studio次期モデルはM5 Max/Ultra搭載、2026年春以降発売か


次期Mac StudioはM5 Max/Ultraで性能向上、デザインは現行維持の見込み

Appleのコンパクト・デスクトップ「Mac Studio」の次期モデルは、M5 MaxおよびM5 Ultraチップを搭載し、2026年春以降に登場する可能性が高まっている。外観デザインは現行モデルを踏襲する見通しで、パワーアップを図りつつ、プロユーザーが慣れ親しんだフォームファクターを維持するアップデートとなりそうだ。

M5世代への移行とSSD性能の向上

複数の海外メディアによれば、次期Mac Studioの最大の変更点は、Apple Siliconチップの世代更新だ。9to5MacやAppleInsiderのレポートでは、M5 MaxおよびM5 Ultraチップを搭載したモデルが準備されていると伝えている。これに伴い、内部ストレージのSSD速度も向上すると見込まれている。これらは、現行のM2 Max/Ultra搭載モデルからの自然な性能進化の流れと言える。

発売時期については、2026年の上半期、具体的には春以降が有力視されている。MacRumorsのまとめによれば、例年開発者向けイベント「WWDC」が開催される6月前後の発表が可能性として挙げられている。また、9to5Macは、現行モデルの出荷が1-2ヶ月遅延している事実を報じており、これは新型への切り替えが近いことを示す兆候と解釈する向きもある。

「スクエアクル」デザインは継続、外部刷新はなし

注目すべきは、筐体デザインに大きな変更が計画されていない点だ。情報によれば、特徴的な「スクエアクル(四角と丸の中間)」形状のアルミニウムユニボディはそのまま維持される。ポート構成や冷却システムについても、現行モデルから大幅な変更はないと見られる。

これは、Mac Studioが2022年の登場以来、そのコンパクトかつ高性能なデザインで一定の評価を確立しているためと考えられる。ユーザーは、既存のデスクセットアップやアクセサリをそのまま流用できる利便性を享受できる。一方で、より大きな熱容量や追加の内部拡張性を期待していたユーザーにとっては、やや保守的なアップデートに映るかもしれない。

誰がアップグレードを検討すべきか

このアップデートの意義は、主にチップ性能の世代間ギャップにある。M1 Max/Ultra搭載の初代Mac Studioを業務の主力として使い、レンダリングやシミュレーション、大規模なコードコンパイルなどで性能ボトルネックを感じているプロユーザーにとっては、明確なアップグレード候補となる。M5世代によるCPU/GPU性能向上と、より高速なSSDは、ワークフローの短縮に直接寄与するだろう。

逆に、最近M3シリーズ搭載のMacBook ProやiMacを購入したユーザー、あるいは現行のM2 Max/Ultra搭載Mac Studioを既に所有しているユーザーにとっては、必須のアップグレードとは言い難い。また、デザインの大幅な刷新や、新たなポート(例えばHDMI 2.2や前面へのSDカードスロット追加)を期待していた場合は、このサイクルでは満たされない可能性が高い。

Appleのデスクトップ戦略において、Mac StudioはMac miniとMac Proの中間に位置する重要な製品だ。今回の噂通りであれば、その立ち位置を変えずに内部性能を磨くことで、高性能Windowsデスクトップに対するApple Siliconならではの電力効率と統合されたソフトウェアエコシステムの優位性を、さらに確固たるものにしようとしている。


出典・参考情報

cloud9 Written by:

Be First to Comment

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です