NVIDIA、CES 2026で新GeForce GPUを発表せず メモリ不足が影響か
NVIDIAが、来年1月の主要な展示会であるCES 2026において、新しいGeForceブランドのゲーミング向けGPUを発表しないことを公式に明らかにした。これにより、次期「RTX 50 SUPER」シリーズのような新製品の発表が、従来のサイクルから後ろ倒しになる可能性が浮上している。ただし、2026年全体を通じて一切の新GPUが登場しないという「空白の年」になるかどうかは、現時点では不透明だ。
公式に確認されたCES 2026での非発表
NVIDIAの公式情報ソースによれば、同社は2026年1月に開催予定のCESにおいて、新しいGeForce GPUを公開しないことを確認している。例えば、NVIDIA GeForceの日本語公式Twitterアカウントは、CES 2026に関する報道について「新しいGeForce GPUの発表はございません」と述べている。これにより、前世代のRTX 40 SUPERシリーズがCES 2024で発表されたパターンとは異なる動きとなった。
業界メディアのAutomatonやGame*Sparkの報道によると、この決定の背景には、次世代GPUに搭載される予定のGDDR7メモリの価格高騰と供給不足が影響しているとされる。世界的な半導体需給のひっ迫が続く中、特に高性能なグラフィックスメモリの調達コストが上昇しており、これが新製品の開発・発表スケジュールに影響を与えている可能性が指摘されている。
「2026年はGPUなし」は憶測の域
現在、一部のコミュニティやSNSでは「NVIDIAが2026年はゲーミングGPUを一切発売しない」といった情報が流れている。しかし、これは現時点では憶測やリーク情報に基づくものであり、NVIDIAによる公式なプレスリリースなどで全面キャンセルがアナウンスされた事実は確認されていない。あくまで現状言えることは、少なくとも2026年の年初の大舞台であるCESでは新製品が登場しない、という一点に留まる。
この状況は、GPUの買い替えを検討していたユーザーに判断を迫る。2025年中のアップグレードを計画していた場合、現行のRTX 40 SUPERシリーズなど、市場で入手可能なモデルを前倒しで購入する選択肢が現実的となる。一方で、急ぎのアップグレードが必要なければ、今後の正式な発表を待ってから判断する方が賢明だろう。供給状況や競合他社の動向次第では、NVIDIAの戦略が変更される可能性も残されている。
市場への波及と今後の展望
NVIDIAのこの動きは、PCゲーミング市場全体に少なからぬ影響を与える。新製品発表のペースが鈍化すれば、ハイエンド市場の活性化が一時的に停滞する可能性がある。また、競合であるAMDの次期RDNA 4アーキテクチャに基づくGPUの発表計画がどうなるかも、市場の流れを左右する重要な要素となる。AMDが順調に新製品を投入できれば、NVIDIAに対するプレッシャーとなり、状況が早く動くきっかけになるかもしれない。
今回の報道は、パンデミック後の半導体需給が完全に正常化しておらず、特に先端プロセスを用いた高性能コンポーネントの供給が依然として脆弱であることを浮き彫りにした。ユーザーは、かつてのような「年に一度の新製品発表」という確実なサイクルを前提にした買い替え計画を見直し、より柔軟な選択を求められる時代に入ったと言える。
購入・検索リンク(PR)
- Amazonで「GeForce RTX 4080 SUPER」を検索
- 楽天で「GeForce RTX 4080 SUPER」を検索
- 前モデル:
Amazonで「GeForce RTX 4080」を検索 - 楽天で「GeForce RTX 4080」を検索
※本記事にはアフィリエイトリンク(PR)が含まれます。購入いただいた際にはこちらに収益が発生する場合があります。
Be First to Comment